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市役所で働いていれば、公務員でいれば、ラクして将来安定と思っている方は多いのではないでしょうか。
分かります、過去の私もこんな感じでした。
市役所職員って公務員で楽そうだし、将来安定だよね!
親にも「公務員が良いよ」って言われたよ!
試験対策も必要だし、競争率が高いから人気の職種なんだろうな!
民間会社の企業分析とか無理だし、民間の就活もやったら時間が足りないから、とにかく市役所を目指すぞ!
あなたもこんな気持ちで安易に就職先を考えていませんか?市役所の仕事って、本当に自分の理想ですか?
ドキッとした方がいれば、ぜひこの記事を読んでから、もう一度考えてみてください。
それでは、甘い甘い考えで「とりあえず公務員」と決めたときに思っていたことに、一つずつ喝を入れていきます。
ちなみに、私は大卒で入庁しました。
※自治体の規模によって、すべてが当てはまるとは限りませんので、参考としてください。
また、私には市役所の仕事が合わなかっただけです。
市役所で働いている人は私にはない力があり、決して悪く思っている訳ではありません。
また、「民間ならやって当たり前のことを苦労というなよ!」というご意見も承知しておりますので、ご了承ください。
・市役所職員の仕事内容の詳細
・市役所職員の仕事内容のデメリット
・仕事内容のイメージと現実
・自分が市役所の仕事に向いているか?
・市役所職員を目指すための面接対策ネタになる
↓もっと簡単に「市役所の仕事のメリット・デメリット」が知りたい方はこちら↓
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公務員は、革新的な仕事はなく、前例踏襲を無難にしていればOKという印象ですが、実際は違います。
制度改正が頻繁に行われ、去年覚えた知識はもう古くなります。
新しい制度が開始されるとニュースになりますが、他人事ではないですよ。
当たり前ですが、その制度のプロとして窓口で説明・案内をし、かつ事務処理をしていくイメージが湧きますか?
本当は税金のことや、医療や介護サービス、育児サービスなど、面倒くさいこと言いたいですが、少し例を挙げます。
コロナ禍でいうと、「国民に一律10万円を給付します」とか、「ワクチン接種します」とか、国がいきなり決定し、対応するのは末端の市役所です。
柔軟に対応できるシステムや機材はなくても、急ピッチで対応を迫られます。
自分の市は設備が古いから、他の業務で忙しいから、なんて言い訳はできません。上からの決定事項は待ったなしです。
これは、市役所で働く「人的資本」が資本として扱われない問題にあります。
「作業効率が上がって人件費を回収できるなら、その分税金を使ってもいい」という基準がない、といえば分かりますでしょうか。
何かを買うとき、業者に依頼するとき、基本的には「見積りをとった最安値を選ぶ」となっています(条例などで定められています)。
例えば、税金の納付書の台紙を約40万円分ほど注文するとします。
A社:見積額400,000円。信頼の大手で依頼実績も多い。スケジュール通りに作業が進むと見込まれる。
B社:見積額309,000円。A社より1,000円安いけど、以前依頼した際に連絡が取れず校正に苦労した。成果物の出来も粗悪だった。
このような場合に、皆さんはどちらに依頼したいですか?私なら初めからA社です。
しかし、実際には見積り合わせをして、1,000円安く依頼するためにB社を選ぶしかありません。
結局、印字が少しずれている、データを一から渡すから誤字脱字が発生する、質感が例年と少し違うといったエラー調整に時間を取られます。
このために担当者が残業し、残業代が発生するくらいなら、始めからA社を選んで1,000円払った方が人件費も安くあがり、かつ担当者も疲れないわけです。
しかし、個人的私情レベルでA社を選ぶと、監査でA社を贔屓していると指摘されます(高い業者を選ぶには“正当な”理由が必要です)。
そのために、原則B社を選ぶしかありません。
機材なども、「こちらの方が使い勝手が悪いけど安い」ものを選ぶしかなく、効率の悪さを職員の労力で埋めるようになります。
ですから、「とりあえず、例年通り頑張って人海戦術でやり過ごそう」って考えが慢性化するのです。
仕事は年々複雑化しているのに、作業は効率化しないから時間は足りなくなります。
頭の使わない単純作業を繰り返しながら、もっと違うことに時間を使いたいなあと消耗していく日々でした。
また、何かを知らせるときも、メールやホームページで済ませることはできません。
市民全員がメールを受け取ることができない、ネットを見ることができない限り、その情報は公平に共有されたといえないからです。
印刷して折って封詰めして発送するアナログな方法しかできず、手作業にやたら時間がかかり、正直しんどいです。
今の時代に、クリック一つでメールで済むものを、1日かけて印刷して丁寧に封詰めして送っているんですよ。
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市役所には、優秀な人もいます。とても頭のいい切れ者もいます。が、違う人もいるという話です。
誤解のないように、私を例にあげて話しますね。
私は、「ラクして安定して働きたい~」というのが動機で入庁しました(最低ですね)。
ぶっちゃけ、「もう本当にこの市を良くしたくて、先進的な改革をしたくて!」なんて志望動機の人が何割いるか。
「ラクして安定して働きたい~」という人が集まる場所で、果たして自分だけラクできるでしょうか?
実際は、自分以上に他力本願な人がいて、何なら自分が動いても進まなくて、一定数の頑張る人が何とか回している状態になります。
それでも、さぼっている人と給料は変わらないんですよ?
「楽そう」と思われている仕事に群がる人間の人材レベルとは。これ以上は言いませんが。
ちなみに、みんながサボれるほど、仕事量は少なくないですよ。部署によりますが、残業は多いです。
また、市役所には「地方初級」の枠で、一定数の高卒が入庁します。
これは決して悪いことではありません!悪いのは、「採用していながら、受け入れる体制を整えていない市役所」です。
ある程度の学力テストはあるかもしれませんが、ワードやエクセル、PCの使い方や情報リテラシー(何をしたらマズイか)がまだまだ分からない高卒生もいます。
仕事をしながら教えるから大丈夫、と人事の採用者は言いながら、大した研修などもなく、結局教えるのは現場です。
でも、窓口には列、電話は鳴りっぱなしで、仕事もバタつきながら、エクセルを教える暇なんてないですよ。
銀行のように15時に窓口が閉まることもなく、時間外に教えようとしたら帰りたいオーラを出されるわ自分はもっと帰れないわ。
トラブルを起こしても現場がフォローするしかありません。毎年繁忙期の4月に、この辛い時間がやってきます。
また、初級がいるということは、自分が入庁したときは「年下の先輩」に教えを乞う複雑な状況が発生します。
初級採用(高卒)は上級(大卒)より昇進が遅いため、「上級への敵対心」や「劣等感」、大学に行きたかったモラトリアムなどの当てつけにされることもあります。
これで入庁4月に軽くいびられました。〇〇大学卒なのに分からないの?とか。
専門用語を沢山使われて、試されていましたね。
後に仲良くなりましたが、当時は、「大卒に負けたくない!」とライバル視していたそうです。
あくまで一部の人だけだし、家庭の事情もあるだろうし、私は高卒ですぐ働くこと自体すごいと思うのですが、そこはデリケートな問題というか一歩間違えれば溝が生まれかねないのです。地雷だらけ。
これが面倒なら、大卒以上のみ採用の企業に入ってしまった方がいいかもしれません。
新採用の時点で初級(高卒)と上級(大卒)が一緒に入るので、「新卒だからまずは落ち着いた部署で」という配慮は初級までで、上級は即戦力扱いで激務部署に配属されました(あくまで私の入庁期の経験論ですが)。
初級採用の同期は毎日定時あがりなのに、私は採用1日目から毎日残業をしていました。
2日目からはOJTもなくクレーム電話を取っていましたね。
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市役所は、言ってしまえば「生活のすべて」のサービスを扱います。
そのため、部署を異動するごとに、違う仕事をするくらい覚えることが変わります。
臨時職員(正しくは会計年度任用職員といいますが、分かりにくいのでこの表記にします)のほうが
何年も同じ部署で仕事をしているので、仕事事情を理解していてある意味重要人材となっていて、
仕事を教えてもらうこともあります。
それでもしばらくして、その部署にいるときはある程度知識がつくのですが、3~5年ほどでまた異動となり、「身に着けたノウハウを生かして、転職や収入を上げる」というほどの専門性にもなりません。
浅い知識だけがその場しのぎのように付くだけで転職するにも需要がなく、市役所に入ったら一度のったレールを出ることが難しいのです。
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市民は「市役所に行けば、電話をかければ、誰でも案内できるはず。」と思っています。
案内がもたついたらクレームで、税金泥棒と言われ、問い合わせた日に担当者が休みとあらば “公務員は暇” バッシングです。
実際は、手続きには1時間ほどかかるものや、繊細な案件ゆえ別室で取り扱う必要があのもの、また担当者でないと案内がしきれないものなど、事前連絡なしで来られても対応できないものも多くあります。もし、旅行代理店とか保険の案内窓口のように、事前予約制で案内準備ができれば、お互いwin-winでクレームも減って、担当者も休みが取りやすいのですが。
改善する予算も人を増やす予算もなく、結局職員の努力でどうにか頑張るしかありません。予算がないのです。
これって公務員とか関係なく、職場自体の課題の範疇では?と思うかもしれませんが、「これだからお役所仕事は」と職員が責められます。
民間だったら、窓口が不便でも「これだから〇〇銀行はだめだ」とか「これだから〇〇旅行会社は嫌だ」って言いませんか?
市役所では個人が責められる傾向があり、「これだからあんたの言うことなんか聞きたくない」だの「名前をネットに晒してやる」とか言われます。(あくまで主観です)
そもそも窓口対応において、扱う市民の状況が多岐に渡ります。
“特定のターゲット層に向けたサービスを展開している”訳ではないので、みんな同じ案内でOKとはいかないのです。
世帯の家族構成、年齢、世帯収入など、様々な条件で当てはまるサービスは異なるのに、常に千本ノック状態でこなしていかなければなりません。
また、市民も世帯状況等で条件が変わることを理解しておらず、「一般的な世帯だと、どうなりますか?納税額はいくらですか?一般的に、何の書類を提出したらいいですか」と聞かれます。
匿名で案内を聞こうとする人もいるくらいです。
常に抜き打ちテスト状態で、PCに戻っていろんな情報を確認していても「案内が遅い・悪い」と言われます。
また、何の手続きをしに来たか分からない人を対応することもあります。
病院から、なんか「市役所行って手続きをするように」って言われて来たんですけど…
市役所から郵便が届いて、その手紙は捨ててしまったからとりあえず来たけれど、何の用事かね?
なんてパターンも多いです。
何の手続きをしに来たか分かったところで、人手不足で担当者も別の人の窓口対応をしているため、よほどの特別案件でなければ自分が代わりに対応するしかありません。
電話でも、「〇〇の手続きのお問合せは1を…」という自動案内もないので、誤った係にかかってくることがあります。
担当に回そうとしたら「たらい回し!」とクレームになります。(なんで?)
そもそも前提に「税金もらって働いているくせに」というアンチ精神があるので、なぜかケンカ腰なんですよね。
(あ、公務員も税金納めていますよ。もちろん。)
この人たちは、家電量販店に冷蔵庫を買いに行って、スマホ販売担当の人が来たら「冷蔵庫担当の人に代わって」と思わないんですかね?
むしろ「あなたが案内してみなさいよ」ってケンカ腰だし。
お互いメリットないし時間の無駄ですよね?余談でした。
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市役所のサービスが悪くとも、市民はそこを選ぶしかない。これは市役所バッシングでよく言われることですが、逆も然りです。
市役所側も、顧客のブラックリストを作ることはできません。
民間サービスのように、利用規約を作り規約違反のユーザーはアカウント停止、とはいかないのです。
窓口で不当な要求を何時間も繰り返す人の対応や、滞納者の徴収業務(実際に何度も訪問したり、連絡を取ったりします)など、モラルやルールが守れない人に多くの時間がかかります。
こういった”一部の人”の対応が減れば、”全体のサービス”の質は上がるのですが。
例えば100円の払い残しがある人に、何度も何度も電話をかけたり手紙を送ったり(それで怒号の電話をくらったり)、何代も担当者をまたいでリストデータを管理し続けたりします。
私が代わりに100円払うからこの仕事を終わらせたい!と
本当に何度も思いました。仕事のコスパ悪すぎる…。
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市の仕事は、誰かがやればいいとか、自分でどうにかさせろと言われる社会の問題を引き受けるものです。
例えば、利益にならない路線バスやローカル線の維持、生活保護などの生活に困った人の対応などですかね。
もちろん大切な仕事です。問題は、あなたがそれを選んでやりたい仕事かどうかです。
大多数の人にとって無くては困らないものも、一部の市民に必要なサービスである限り、意味があるかとか無駄だとか言ってはいけません。
また、細かいものなら近所迷惑をする市民の指導、公園の雑草処理、害獣駆除や死んだ動物の回収も職員がします。
少々の案件は、民間に委託するより職員がその都度対応した方が、お金を払わないで済むからです。
委託して職員がデスクワークを優先した方がコスパはいいですが、その概念はありません。
足りなくなった時間は残業で補うしかありません(でも無駄な残業はするなと言われます)。
市には市議会が存在します。議会が始まると、議会対応をしなければなりません。
議会には、議会には法律によって、条例、予算、一定金額を超える契約の締結などを決定したり、
市の仕事が議会で決めたとおり正しく行われているかどうか、内容を調査又は検査したりすることができます。
この議会対応のために、役職級は多くの時間を割き、資料を用意します。
その資料作成のために、ヒラ職員も時間を割いて数字を集めます。
不正はないか、監査的な意見があるのはもちろん大事です。
しかし、それ以外にも正直、今抱えている問題とは的外れな質問もあります。
その対応分の時間は正直もったいないな~そこじゃないんだよな~と感じることがあります。
そもそも、その議会を難なく終えたらそれでOK、基本的には何か新しく決めるためのものでもありません。
これって生産性がないのではないでしょうか。個人的見解ですが。
別の機関からの定期監査のように、本当に鋭いチェックを入れる検査も別にありますから。
市役所の予算の使い方は、「官庁会計」という方法で行われます。
分かりやすくいうと、おこづかい帳のように、収入と支出を記録していく方法です。
これは、ざっくりいうとキャッシュフローしか数字が見えません。もし、簿記が分かる人ならピンとくると思います。
あなたが就職しようとしている市役所は、本当に財政優良の就職先なのか?ということを考えてほしいのです。
仮に、市の収入と支出を見て、収入が上回り黒字になっていても、それは見せかけかもしれないのです。
借金をしていたり、耐用年数が迫る設備を多く抱えてたりするのに、結果お金が手元に残っていれば収入が多いといえますか?
そのボロボロになっている資産を「資産が減っている」と認識できていなければ、実は経営は危うい状態なのです。
一般的な企業は「複式簿記」のシステムを使い、本当の負債や資産はどれくらい残っているのか、すべて数字化しています。
これが見えないから、市役所の経営状況を企業と比較するのは難しいです。
ひと昔前は、毎年の税収が保たれておりこの方法でも財政難の危険性を考える必要がないため、問題はありませんでした。
しかし、国もこの「気づけば経営破綻」という危機を避けるため、土木分野、下水設備などでは「公共設備がどれくらいボロくなっていていくら維持費がかかるか、取り換えの時に備えて予算をあらかじめ管理できるように、複式簿記で管理しろ」という流れになっています。
でもこれ、今更の話ではないですか?そろそろ「壊れたらそのときの税収でどうにかしたらいい」という問題の先送りのしわ寄せに直面する世代ではないかと思います。
ちなみに、財政状況なんて自分の給与に直結しなければいいと思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
例えば、予算がなくボロボロでその場しのぎの耐震工事がされた建物で働くのと、新しい建物で働くのでは、万が一地震が来たときにリスクは同じでしょうか。
人件費が削られると、自分の給料は変わらずとも人手不足が蔓延化したり、臨時職員ばかりで仕事量のしわ寄せが発生したり、状況の悪化は予想できます。
残業しても、予算がなければ残業代もつかないって言ったらギリギリアウトな話なので控えますが。
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公務員は原則 副業ができません。
公務員である以上、一定の給与は保障されているから副業する必要はないよね、しっかり職務に専念しろというわけです。
ただ、この考えがこれからの時代に合うかは疑問です。
だんだんと終身雇用の神話は崩壊しつつあります。
トヨタなどの大手企業でさえ、終身雇用は難しいといい、Yahooは副業人材の募集をはじめ、もはや「一度採用したら、企業が一生面倒を見る」時代は変わりつつあります。
副業により自分のビジネスの幅を広げ、より収入を増やす人もいるでしょう。
能力や資格を持つものと持たないもので、差が生まれることが示唆されます。
そんな中、公務員は悪くなる給与状況を、対策もできずに受け入れ続けるしかありません。
単純に言えば、今は給与の増加率に比べて、税金や社会保険料などの増加率の方がはるかに高く、退職金なども減少していて、貰えるお金は減っていくのに対策ができないのです。
また、趣味を楽しむにしても、売り上げが発生しないように、謝礼をもらわないように、「副業にならないかな」と気にしなければいけません。
とあるケースでは、「同人誌販売し利益175万円 県内教諭を処分」なんてものもありましたね。
収入源というより、自分の趣味を認めてほしかっただけかもしれませんが、法律では許されないのです。
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自分が働く市に住んでいたら、iDeCoで株をかったり、ふるさと納税をすると、税担当者にバレます。
また、株はまだしも、ふるさと納税なんて完全な裏切り行為です。
自分の市でもふるさと納税をしてもらうために必死なのに、市の職員自身が税収を他市に逃がし、返礼品の恩恵を受けるなんて、本当に白い目で見られますよ。
副業と違い、ふるさと納税自体は禁止されていないのですが、返礼品を受け取るメリット以上に、悪い噂で仕事がしにくくなるデメリットの方が大きいです。ちなみに、家族がやってもバレます。
副業もせず与えられる給与だけで働いて、節税もせずきっちり税金を納めたうえで無難に生活して。
それがなんだか味気ない気持ちになるなら、市役所は向かないです。
市役所で働くメリットもあります。出勤時間も決まっていてカレンダー通りの休みなので、趣味を楽しむ人は多いです。
また、ほとんど転勤もなく、いきなりクビになる不安もありません。
将来の仕事が保障されていることは、その人の人的資本が大きいということです。
収入がなくなったときのリスクに備えるには保険料がかかることを考えれば、リスクが少ないことは目に見えない利益を享受している状態だと分かると思います。
この目に見えない利益を享受している、給与+αのメリットが発生していると分かっていれば、決められた給料(出来高や評価制で増えることはない)でも頑張れるかもしれません。
カレンダー通りの仕事で転勤もない事務職なんて、公務員でなくてもあります。
私は同じ給与水準、カレンダー通りで転職もない条件のまま、事務職で民間企業に転職しました。
新しい職場は設備もよく、ターゲットが絞られたユーザーの対応のみで怒鳴られることもなく、作業も結構システム化されています。
繁忙期には残業することもありますが、私にとってのストレスは忙しさではなく「理不尽な作業、無駄な作業と思いながら仕事をすること」だったようで、精神衛生上いい環境に移れたと思っています。
もし、市役所の仕事を具体的にイメージできていなかったという人は、もう一度「自分にとって仕事に求めることは何だろう、それは市役所に当てはまっているだろうか」ということを見つめなおしてみてください。
また、この記事で仕事内容をイメージして、面接対応など就職活動に生かしてください。この記事が役に立てば幸いです。
★しばちゃんおすすめの一冊「リアル公務員」
現役公務員が描いたコミックエッセイ。
マンガと説明パートがあるため、読みやすいです。
すべてがどの現場にも当てはまる!という訳ではないですが、
「あ~、分かる分かる」というシーンや、ちょっとクスっとくるおもしろエピソードもあります。
公務員ってこんな雰囲気なのか、こんな仕事があるのか~と参考にいかがでしょうか。
就活の気分転換に、ぱらぱら見るのもおすすめです!面接対策にもぜひ。
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