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公務員として働いている人の中には、同期よりも早く出世したい!出世する人はどんな人だろうか?と思っている人は多いのではないでしょうか。
その出世したい理由も、「同期よりも偉くなりたい」「たくさんお金を稼ぎたい」「責任ある仕事をやってみたい」と、さまざまだと思います。
しかし、公務員は目に見える数字で評価されないため、どんな人が出世しているのか、どうやったら早く出世できるのかわからないですよね。
今回はそういった人に向けて、「元市役所職員:しばちゃん」と「現役県庁職員:こげ太」が出世するために役立つ情報をお届けします!
この記事を読めば出世する人の特徴が全部わかりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
私は出世部署の人事課や財政課も経験したので参考になると思います!
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ここでは出世する人・出世が早い人の特徴を3つ紹介します。
この3つは公務員として業務を進めていく上で特に重要であり、身につければ出世が近づくこと間違いありません。
これはどのような仕事でも求められますが、公務員の世界でもコミュニケーション能力は非常に大事です。
このコミュニケーション能力については2つに分けて紹介します。
これは、相手の話や意見を理解した上で、しっかりとした説明や相手を説得させる交渉をする能力です。
公務員の仕事においては、様々な場面で説明・交渉が必要になります。
どんな場面においても、きちんと根拠を踏まえつつ、相手にとって分かりやすい表現や言葉で説明ができる人は上司や同僚からの評価が高くなります。
頭でわかっても実践はなかなか難しいと思いますが、意識して取り組めば少しずつ身につくと思います。
また、相手の話を理解する・相手に理解してもらう説明をするためには、まず自分が担当業務を十分に理解する必要があります。
人に説明すること苦手なんだよな…という人は、知識を深めることから始めるのもよいかもしれません。
市役所は住民と接する機会が多いため、接客業として認識することも大切です。人の雰囲気をみて柔軟に対応できるよう意識するとトラブルが少なくなり、周りの評価がアップしますよ。
当たり前ですが、人事異動を決めるのは人事課の職員であり人です。
誰かの異動を考えるときに、その人のことを直接知っているか、それとも人づてや書類上だけなのかでは変わってきます。
その人の性格や能力を知っていれば、よりその人に合う異動先になる可能性も高くなりますし、場合によっては出世部署に引き抜きになるかもしれません
また、公務員の仕事は一人ではできず、他人や他部署との連携により成り立っています。
そのときに知り合いだと依頼や話もしやすいし、便宜を図ってもらいやすいこともあります。
そうなると必然的に仕事がスムーズに進むので、上司からの評価も高くなります。
人脈を広げるためには、飲み会やイベントに積極的に参加する、という方法ももちろんありますが、仕事でやり取りをする他部署の職員と少し仲良くなる、これを意識するだけで全然違います。
仕事以外の雑談を少ししてみるでもよいですし、共通の知り合いを見つけて盛り上がるでもよいでしょう。
こういった小さな積み重ねが人脈作りに結び付くと思いますので、ぜひ実践してみてくださいね。
庁内に知り合いが多くなると、本当に仕事がやりやすくなります。わからないことはすぐ聞けるので業務効率もアップします。
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公務員において調整能力は非常に重要です。
調整業務というとわかりにくいかもしれませんが、人や部署の間に入って調整する業務のことです。
例えば、自分の部署と他部署に関係する仕事だけど、お互いの主張が異なる場合を想像してください。
仕事を前に進めるためには、お互いの主張を整理してどこかで妥協しなければいけませんよね。
そういったときに、自分の部署の方針、相手の主張、法的な論理、役所の方針…といったさまざまなことを整理して、相手と調整して折り合いをつける、これが調整業務の例です。
業務内容の重い軽いはあるにしろ、こういったことは市役所でも県庁でも国でも日常的に起こっており、調整業務が公務員の仕事だと思っています。
議員要望への対応も調整で苦労する業務の一つです。
行政側には困難な内容であることもあり、その調整に奔走するといったこともよくあります。
調整能力があればこういった業務がスムーズに進みますので、上司からも「こいつに任せれば安心だな」と評価され、出世につながります。
調整能力を身につけるために必要なことは次の3つです。
③の妥協できるラインを把握するためには、相手の立場になって考える、ということがポイントです。
相手の立場に立てれば、自然にここまでなら妥協できるかもしれないというラインが見えてくると思います。
また自分の方でも「ここまでなら妥協できる」というラインを常に意識して考えておくことも大事になります。
出世する人が配属される部署は、精神的・体力的にかなりハードワークです。
例えば出世部署で代表的な人事課や財政課の繁忙期は、平日の深夜残業だけではなく土日も当たり前に出勤です。
これらの課は業務内容も難しく、先ほど説明した調整能力も高いレベルで要求されます。
難易度の高い調整を怒られながら進めるということも普通にありますし、
業務を進める上での上司からのプレッシャーも強く、緊張感の中でミスがないように進めなければなりません。
実際に出世部署に配属になる人は、精神的・肉体的にタフでないと務まらないことから、出世したい人には必須の能力と思います。
この能力を身につける方法は難しいですが、定期的に運動して体力をつけるとか、ストレスが溜まりすぎないように自分なりの発散方法を見つけることが大事になるでしょう。
私はジョギングで体力づくりと、どんなに遅く帰っても1時間ゲームすることでストレス発散していました。
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これまで紹介した3つは実際に認識している人も多いと思いますが、次の2つも出世には重要と考えています。
おそらくこの2つを認識して実践できている人は少ないので、身につけると早く出世できるでしょう。
話す能力とは少し異なりますが、一見してわかりやすい文書や資料を作成する能力は地味ですが重要だと思っています。
公務員の文書は公文書のルールに則って作成しないといけないのは当然ですが、ここでいう文書作成能力は、例えば協議資料や庁外への発表資料です。
上司や幹部に協議するとき、時間は限られますよね。
特に知事や市長といったトップは分単位でスケジュールが詰まっています。
その中で、いかにわかりやすく端的な言葉を用いて資料作成できるか、これは本当に大事な能力です。
長々と何枚にもわたる資料を作成するのではなく、1枚にまとめろ!と言われた経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。
上司に協議すれば資料はどんどん修正されて変わっていきますが、手直しの範囲が少ないほど、上司や幹部からすると「よく整理できているな」となり、評価されるわけです。
また、公務員で重要な議会答弁を書く際にもこういった能力は必要となってきます。
本当に細かい言葉の言い換えや、接続語の言い回しなので、外部の人から見たらどっちでもいいのでは…?と思うことも、公務員の世界では大事になります。
基本的には実践あるのみなのですが、表現力や語彙力を鍛えるために活字を読むことがおすすめです。
ビジネス書や小説を読むことを日常に取り入れるとよいでしょう。
気になる話題の本や好きな作家の本を、図書館で借りて読み始めれば十分です。
図書館に行くのが面倒だな、という人はKindle Unlimitedがよいと思います。
Kindle Unlimitedは、月額980円で200万冊以上の電子書籍が読み放題になるAmazonのサービスです。
初めて利用する場合は30日間の無料体験がありますし、電子書籍なら昼休みなどのすきま時間にも読めるのでおすすめです。
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私も昼休みや寝る前に読んでいます。スマホで読めるので本当に便利ですよ。
これは、自分の業務に関係する情報収集を常に行っており、得られた情報を整理する能力が高いという意味です。
よく「アンテナを高く」と表現されたりしますが、こういった意識を持っておくことです。
自分の業務に関連することの情報収集を欠かさず、何か起こったときの対応策を先回りして考えておく、こういったことができる人は間違いなく出世します。
しばちゃん、先日テレビで●●ってニュースを見たけど、うちの課の▲▲事業に何か影響はあるかな?
それについては○○なので関係ありません!法的にも問題ないです。
おっ!そうなのか。しばちゃんは仕事が早いな!
また、これはかなり応用レベルになりますが、議員の動向などの政治的な情報を収集する能力も持っておいて損はありません。
自分の業務に関係する議員が何に関心を持っているのかがわかれば、事前に行政側でも色々な準備が可能だからです。
このあたりは管理職レベルが考えることではありますが、若いうちからこういった意識を持っておくと一目置かれるでしょう。
特別なことは必要ありません。新聞やYahoo!ニュースなどを意識してチェックすれば十分です。
そこで自分の業務に関係がありそう!と思ったら先回りして勉強しておくだけで全然違います。
議員の動向は、X(旧Twitter)やブログなどで情報収集することが可能です。
この記事では公務員で出世する人・出世が早い人の特徴を5つ解説しました。
出世する人・出世が早い人の5つの特徴
実際にこういった特徴を持っている人は確実に出世していますし、同期に比べて出世が早いと認識しています。
もし俺は誰よりも早く出世したいんだ!という人は実践してみてくださいね。
また、県庁や市役所の出世コースを知りたい方はこちらもご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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